●ベン・ハー 鑑賞歴と愛好歴
1959年度 アメリカMGM
制作:サム・ジンバリスト
監督:
ウィリアム・ワイラー
主演:
チャールトン・ヘストン
スティーブン・ボイド
鑑賞・愛好歴
初めてこの映画を見たのは1967年冬頃(5才)。母が私たち兄弟姉妹と、いつも一緒に遊んでいた同じアパートの子どもたちを連れて、那覇市内の映画館(確かグランドオリオン?)へ大勢で出かけていったことを覚えている。
1967年冬頃(5才)・・・・・・・・・・初めて映画を見た。ストーリーは?の状態。記憶に残っていたのはまず、戦車競争のシーン、ローマ軍のエルサレムへの入城シーン、キリストがはりつけの刑を受けるシーン、海戦シーンなど。 激しくて鮮烈で動的なシーンだけが頭に焼き付いていたようだ。(英語は分からないし字幕など読めなかった。)
1973年(5年生)・・・・・・・・・2回目。70oのリバイバルだったので迫力があり、とっても懐かしくて感激した。けれど5才の頃の記憶はほとんど残ってなくて、初めて見る感覚に近かった。5年生になって見てみると、それなりに感想を持つようになる。子どもながらにこの映画から得た教訓は(人を憎むな)ということ。
1974年(6年生)・・・・・・・・・3回目。初のTV放映を見た。高島忠夫さんの解説で前編・後編の2回に分けて放送された。父も映画好きなのでゴールデン洋画劇場は毎回見ていた。たまたま予告編でベン・ハーを紹介していたので、自分たち兄弟姉妹にも知らせてくれた。全員で大喜びした。そのころから完全に「ベン・ハー」ファンになっていた。 ただ、TV放映にはさすがにがっかりしてしまった。テレビ用のトリミングで画面に迫力はないし、日本人の声優の吹き替えでイメージがくずれてしまった。さらにひどいなと思ったのは、カットされたシーンがいっぱいあったこと。ああ・・・大画面でオリジナルを見たい!と思った。
1978年?(高校2年)・・・・・・4回目。シネラマのリバイバルを見た。映画館に小型のラジカセを持ち込み、音響を録音した(笑)。家に帰ってから暇なときにはいつもこれを聞いて感動を新たにした。またレコード店からカルロ・サヴィーナ指揮のサウンドトラック盤を買って、いつも寝る前に聞いた。このころから、映画のストーリーに深く関心を抱いていく。この映画のメッセージ性をとらえ始めると、奥深さと気高さを感じずにはいられなかった。偏見を持ってしまうとこの映画の説教臭さに嫌気がさす人もいるようだが、宗教抜きで見てしまえば、きちっとした質の良い人間ドラマになっているのではないかな。そんな風に考えていつも学校の帰り道にサウンドトラック盤のテーマ曲の旋律を口ずさんでいた。
1981年(19才)・・・・・・・・・・5回目。TVの再放映を見る。水野さんの解説で前編・後編の2回に分けて放送された。TVから録音をする。まだビデオなど買える身分でなかったので(浪人中)、これで我慢するしかなかった。チャールトン・ヘストンとくれば、声優は納谷悟郎さんだ、と思っていたのに、この水曜ロードショーでは別の人が吹き替えしていてまたまたイメージ混乱。生の声が一番いいけども、TVで放映される映画で出演するヘストンはいつも納谷悟郎さんの声で聞き慣れてしまっていたし、ちょっと残念だったかなあ。
レコード店でサウンドトラック第2盤(Vol.2)を購入。カルロ・サヴィーナ指揮の第1盤に比べて、曲目が新たに加わっていて嬉しかったのだが、この第2盤エリッヒ・クロス指揮の録音では、オーケストラのブラスセクションが弱く、映画のような歯切れの良い音、インパクトの強い音になっていなかった。しかし両盤ともに挿入されている「愛のテーマ」はやはり美しい。
1982年(20才)・・・・・・・・・・流行りだしたレンタルビデオで週末に借りて繰り返し見る。暇なときは何度も戦車競争シーンを見ていた。
1983年(21才)・・・・・・・・・・アメリカ直輸入のベータ式ビデオを購入。
1987年(25才)・・・・・・・・・・レーザービデオディスク盤を購入した。サラウンドシステムを導入して映画の音響効果にも興味を持ちはじめる。戦車競争シーンをできるだけ迫力いっぱいで見てみたいと思っていた夢がかなった。テレビは25型。
1997年(35才)・・・・・・・・・・自宅を新築。100インチのホームシアターを導入。最新のレーザービデオディスク盤を買ってでドルビーサラウンドを再現。映画館と同じ環境で今でも昔を懐かしんでみたいときにこの映画を見ている。
2002年(40才)・・・・・・・・・・DVD購入。シネラマの右半分と左半分の色調の差異が修正されていて画像がきれいになっている。音響はAC-3システム対応(ドルビーデジタル)。
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