●ベン・ハーの音楽
ベン・ハー 音楽の魅力
民族の旋律と楽器を駆使したローザの音楽
私が「ベン・ハー」にはまってしまったのは、この音楽の魅力にとりつかれたからといっていいでしょう。
もともと父や姉など、家族皆がクラッシック系統の曲が好きだったので、家ではいつも交響曲や管弦楽曲が流れない日はありませんでした。小学生4年の頃、父が「好きなレコードを買って良い」と言ってくれた日があって、よしっ、とレコード店で品定めをしていたら、たまたまスタンリー・ブラック指揮、ロンドンフェスティバル管弦楽団演奏の「ベン・ハー」編曲盤が売り出されていていました。
これを買って聞くようになってからというもの、レコードプレーヤーを独占するくらい毎日聞いてしまっていました。
スタンリー・ブラック指揮、ロンドンフェスティバル管弦楽団演奏発売元 キングレコードK・K
1,ベン・ハー(パート1)
2,ベン・ハー(パート2)
以後、編曲盤では物足りなくて、サウンドトラック盤を求めるようになるのですが、その当時、レコード店でサウンドトラック盤は店頭には並んでいず、店頭においてある販売品目リストの冊子にもタイトルはでていませんでした。
1977年5月、待望のサウンドトラック盤が発売されました。カルロ・サヴィーナ指揮のローマ交響楽団演奏のレコードでした。
カルロ・サヴィーナ指揮のローマ交響楽団演奏発売元 ポリドールK・K
1,ベン・ハー序曲
2,賢者の礼拝
3,ローマンマーチ
4,友情
5,愛のテーマ
6,灼熱の砂漠
7,船を漕ぐガレー船の奴隷
8,海戦
9,ユダヤに帰る
10,勝利の行進
11,母の愛
12,キリストを探すライ病者
13,十字架の道
14,奇蹟とフィナーレ
続いて1981年10月21日にサウンドトラック盤vol,2盤が発売されました。エリッヒ・クロス指揮、フランケンステイトシンフォニー演奏のレコードでしたが、ブラスセクションの音作りにやや不満を感じてしまいました。でも第1集盤よりもオリジナルの曲(映画館でシーンに流れていた曲)に近かったので今でも時々聞いています。
エリッヒ・クロス指揮、フランケンステイトシンフォニー演奏発売元 ポリドールK・K
1,前奏曲
2,ベツレヘムの星
3,エルサレムに入るグラテス
4,ハーの邸宅
5,メッサラの復讐
6,ファーティリティ・ダンス
7,さらばローマ
8,アリアスのパーティー
9,御者達の行進
10,ブレッド・アンド・サーカスマーチ
11,メッサラの死
12,思い出
13,山上の説教
14,死の谷
15,ゴルゴタの丘
16,キリストのテーマ
そしてさらに1998年、市内の某直輸入盤レコード店で本当のサウンドトラック盤CDを見つけることができました。映画で流れていた曲がほぼ原曲のまま録音されているものでした。特に、キリスト降誕シーン後、あの独特のtァンファーレで始まる序曲が収められていたのには感激しました。言うまでもなく、ミクロス・ローザ指揮、MGM管弦(ロサンゼルスフィル)楽団演奏のものでした。
ミクロス・ローザ指揮、MGM管弦(ロサンゼルスフィル)楽団演奏発売元 ターナーエンタテイメントカンパニィ(1996年)
1,Overtuer
2,Ster Of Bethlehem
3,Adoration Of The Magic
4,Prelude
5,Marcia Romana
6,Ring For Freedom
7,Salute For Gratus
8,Gratus’Entry To Jerusalem
9,The Desert
10,Exhaustion
11,The Prince Of Peace
12,Roman Gally
13,Salute For Arrius
14,The Gally
15,Battle Preparations Parts1&2
16,The Pirate Fleet
17,Attack!
18,Ramming Speed!
19,The Battle Parts1・2&3
20,Rescue
21,Victory Parade Parts1&2
22,Arrius’Party Parts1&2
23,Nostalgia
24,Farewell To Rome
25,Return
26,Promise
27,Sorrow And Intermission
28,Fanfare For Circus Parade
29,Circus Parade
30,Valley Of Lepers
31,The Search
32,The Procession To Calvary
33,The Bearing Of The Cross
34,Recognition
35,The Miracle
36,Finale
そして現在はこのサウンドトラック盤の2枚組み完全版を持っています。
作者:ミクロス・ローザについて
ローザは「ベン・ハー」と似たような題材を何度となく扱ってきています。それぞれの作品で古代の民族音楽の時代考証を綿密に行って、その雰囲気を醸しだしています。
彼が手がけた同じ題材(史劇)の作品。
黒騎士
クオ・ヴァディス
キング・オブ・キングス
ソドムとゴモラ
エル・シド
シンドバッド7回目の航海
いずれも荘厳な中に美しい旋律を織り交ぜた完成度の高い曲ばかりです。
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