●女性同僚の不満をやわらげるために
ある日職場で会合がありました。
同じ職場内にいくつも担当が分かれる「部会」というも
のがあります。
全員が各部会に所属して自分の所属する部署・係りへの
連絡の世話を受け持ちます。
わたしは研修部会に所属していますが、内容はむずかし
い話ばっかり。
居眠りを決め込むこまった男同僚もなかにはいました。
でも参加の女性同僚は大方まじめで誠実な方々ばかりだから、
しっかりメモを取り集中して聞いていました。
今日は実務的な力を高める研修計画の検討についての話し合い。
そんな中
役割分担をどうするかの話になってきて
ある女性同僚にその担当をまかせるということになりました。
困ったのは彼女
不満の気持ちがおさまらない様子
いらいらをあらわにして自分の担当をはずしてもらいたいという
意思表示。
「先輩が去年の経験があって実力あるのに未熟な私がやるんですか?」
とぼくに不満をぶつける彼女。
同席した管理職(女性)ははぐらかしてなだめようとするだけ。
そのまま彼女が担当になるということで会議は終わってしまい
ました。
会議が終わって後、ぶ然と席を立つ彼女。
その後
廊下ですれ違ってもぼくに ぷい!。
「んーこりゃまずいか」
そう思ったぼくは、廊下ですれ違った後の彼女を追いかけ
「あなたの気持ちはよーく分かるよ。」云々
と彼女を理解していることや
自分もそんな仕事を10年間連続で受け持たされたこと
若いうちに経験を積んでいくことの価値
について5分ほど話しました。
遠慮がちに、申し訳ないという気持ちも訴えたので、最後は
「気にしないで下さい」
と笑顔で応えてくれた彼女。
会議後での夕方の帰宅時間
同時刻に駐車場でまたまた彼女と顔をあわせましたが
ふだん無表情に互いを意識しないで帰途に着くのに
今日は車に乗っているぼくにしっかり顔を向けて
笑顔で手を振ってくれました。
気持ちを理解する・・・・・・
そんな単純なことから
職場のよい人間関係はつくられていく
そう再確認したできごとでした。
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