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Top人間関係〜交流 > 職場の後輩とつきあって!

●職場の後輩とつきあって!

忙しさと疲労。
 心のストレスもたまってくると
 うっぷんを誰かにぶつけてはらしたくなります。

 話し相手がいない職場の人間関係ってさびしい。

 職場で「壊れて」しまいそうな人を
 あなたは支えてあげてますか? 


 あなたの職場に「ムードメーカー」はいますか??

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 忙しい
 忙しい。

 あれをやらなきゃ
 これをやらなきゃ。

 つぎにこうして
 ああして

 時間がきたぞ出発だ。
 間に合うかな。
 
 さてと次にこの仕事だ
 あの仕事だ・・・・・・。


 追いまくられるような毎日が続いてます。


 高度情報化社会に突入して数年。


 まだその初期段階でしかなく、これからもっと
 システム化が進む中、
 仕事の速度が倍速いやそれ以上になってきます。

 おたがい
 向き合う時間がなくなり
 触れ合う場もなくなりつつあります。

 実際、今の私の場合も
 余裕のない
 セカセカした鋭い空気が職場に漂っているのを感じて
 不安が頭の中をよぎってます。

---

 私が就職したてのころは
 世話好きな先輩たちが大勢いました。

 仕事のことで失敗したり悩んだりして考え込んでいると
 こちらから何を言わずとも側へ寄ってきて


 男性の先輩が
 「おい、元気ないぞ。何かあったのか?」

 女性の先輩も
 「考え事してるの?あなたらしくないわよ」

 と声をかけてくれました。

 上司や管理職は、
 部下にひとりひとり直接関わる機会が少ないためか
 あまり声をかけてもらった記憶がありません。

 上司とはたいして互いに個人的な話もできなかったので
 悩みを打ち明けることもなく
 どちらかというと、あまり気にかけていませんでしたし
 気にかけてもらってもいませんでした。


 でも一緒に仕事をする先輩たちは
 ぴよぴよの私たち若造らを見て

 いてもたってもいられない雰囲気で
 関わってくれていました。 


---


 あれから十数年たって
 いよいよ私がその先輩世代となってきました。


 自己点検するに
 あのころの先輩たちのように私は振る舞っているのだろうか・・・

 そう問いかけてみると

 「ふうー」
 とため息が出てしまいます。

 忙しいから仕方ないよなー、とか
 だって仕事優先だし、とか

 そう自分に言い聞かせて納得してしまう。

 現実の自分の姿はこれでした。

 飲み会の場で話ができればいい。
 そう考えていましたが
 やはりそれだけではだめなことに気づかざるをえませんでした。


---

 自分の年齢も先輩世代になっているし
 なんとなく気恥ずかしい気持ちだったのですが

 思い切ってさらに年上の女性先輩に相談しました。
 この先輩は以前から後輩思いの先輩で皆から尊敬されていました。
(上司からは煙たがれていましたが)


 するとその先輩、
 このごろの職場の雰囲気をすでに察知していて

 「職場には厳しい雰囲気が漂っている。」
 「どうしたら皆が悩みを一人でかかえこまないようにできるのだろう。」
 「成果主義になり、何か大切な物を自分たちは失いかけている」
 「私たちが気にかけてあげる余裕もなくなった。悪いことしてる。」

 といっしょになって考えてくれました。


 しかし若者への注文も出ます。


 「厳しい職場環境にもの申しするのを先輩たちだけに背負わせているよ。
  それって甘えじゃないの?」
 「考えて仕事をしてるだろうか。問題意識も持っていないのでは?」
 「苦しい状況に立たされていても、そのまま流されてるだけって感じ。」
 「そもそも若い人たちって自分の考えをきちんと持ってるの?」
 「自分の意見をきちんと自分の口で伝えなきゃダメだよ。」
 「上司に逆らっちゃいけない。確かにそうかもね。」
 「でもね意見はきちんと伝えなきゃ。要は言い方なんじゃない?」


 一瞬引いてしまいましたが
 そう語ってくれた女性先輩は
 その週から自ら行動を始めました。

 毎日、休憩室に夕刻遅くまで残り
 仕事の持ち場から帰ってきた若い後輩皆とお茶を飲み
 休憩室のテーブルを囲みながら

 ・悩んでいること
 ・仕事でうまくいっていないこと
 ・家族や身内のこと

 について耳を傾けてくれるようになりました。

 この先輩だけではありません。
 後輩たちの悩みに共感し
 いてもたってもいられなくなった
 もう一人リーダー的な女性の先輩も加わってきました。


---


 飲み会もいいでしょう。
 同世代だけの交流も気兼ねなくて楽しいでしょう。


 飲み会に参加できなくても

 それでも
 家庭を持ち一家の主婦でドタバタ忙しい中で

 苦しんだり途方に暮れている若者たちに関わりを持とうとしている
 女性先輩の姿を見ると


 目頭が熱くなります。
 
 私も今、同じようにそれを続けています。


---

 若い人たちとじっくり話すと

 表面では明るく振る舞っていても
 皆心の奥では
 色々悩んで
 苦しんでいるんだな。

 そう実感しました。


 キャリアを積んだ年配者や先輩たちが

 繊細な若い人たちにも
 気遣いできるようになればいいですね。

 もちろん
 鍛え育てるという視点も忘れずにですが。


 若い人の批判は幾らでもできます。


 自分も批判ばかりのそんな世代になってしまい


 嫌らしさを感じることが
 ときどきあります。

 後輩を責めることは簡単だし
 責任を追及すれば
 誰にだって責任はあるのだという結論になってしまいます。

 大切なのは今の自分に落ち度はないのか
 
 その矛先を向ける勇気なのかも知れません。

 私にはその勇気はありませんでしたが
 この女性先輩にはあったのだ、と思います。


 自分の周りに何も言えなくて悩んでいる後輩はいませんか。

 ぐるっと見回して優しく声をかけてあげて下さいね。




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