●職場の部下たちの本音
このあいだ女性の同僚と残業しながら上司の話をしました。
上司は
一生懸命に自分の仕事をこなそうと懸命になっているのはわかるんですけど、
せっぱづまると、
自分が上司であることをたてにして、
職務命令を乱発します。
仕事の重要性や必要性そして優先順位について問うと、
「今自分が言った事を即行動に移せ。」
「上司の言うことなんだから従うのが当然だろう。」
そんな発言を繰り返します。
やれやれと
重い腰をあげて仕事に取り掛かる私たちは
「面従腹背の境心境だなあ。」
「そうなんだよねー。」
と互いにうなずきあってしまいました。
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でも部下は
仕事を課せられることがいやなのではないのです。
世の多くの「上司」と言われている管理職の方々に聞いてほしいのは
ここです。
部下たちは
仕事がいやだから
命令を発する上司のことを嫌うのではないです。
女性にあっては
体調によってもちろん仕事をしたくないときもあるでしょうが、
それは別。
多くの場合
人間としての上司に対し、
好き嫌いで
仕事をしたりしなかったりすることが多いのです。
殊、女性にあっては顕著です。
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「好き嫌いで人を見て仕事するなんてばかげている」
そう思うかもしれません。
でも所詮人間は感情の動物。
理性でのコントロールは難しいものです。
私の職場では、男性の同僚たちはあきらめて
「しかたないなー」
で済ましてしまう傾向がありますが
女性同僚たちは手厳しい。
なかなか上司の「言いつけ」を受け入れて
仕事をまじめにやろうとしないこともあります。
長年そんな光景を何度となく見てきました。
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でもこんなこともありました。
とある日、男性上司が新しく赴任しました。
その上司は
ダンディで身長も高くスポーツマン
ルックスも
目鼻立ちがくっきりとしていてクール。
話し方もていねいで品があり
部下たちを「さん付け」で敬称をつけて呼んでくれる人でした。
他の同僚たちすべてが
そんな上司の雰囲気に好感を持ったのはいうまでもありません。
第一印象のおかげで、1年間はとてもいい雰囲気でした。
母の日には
職場の女性すべてに
カーネーションをプレゼント。
「お母様や奥さんに」
といって、男である私たちにも贈ってくれました。
職場の部下たちの家族のことも思いをめぐらせる細やかな姿勢に
女性同僚たちはめろめろでした。
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この上司は人をほめるもの上手でした。
年配の女性同僚にも
その働きっぷりを見てほめ言葉を惜しみませんでした。
どの女性にも優しいので
みんなはりきって仕事をするようになりました。
ま、一部冷めた目で見る女性もいましたが
大方の女性はこの上司の言うことならばなんでも素直に
従っていたように思います。
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ところが2年目から状況が一変しました。
上司の本領を発揮し始めたともいうべきでしょうか
強引に仕事を推し進める雰囲気が目立ってきました。
部下たちも、
優しい顔で
仕事についての注文をつけてくるので反発ができません。
なるほど
作戦だったんだな
と皆が気づき始めるものそう時間はかかりませんでした。
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このときから女性同僚たちも
少しづつこの上司から遠ざかるようになりました。
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上司を悪者にする意図はありません。
部下たちの心理って
こんなものなのだということがわかってもらえれば
いいと思ってます。
とにかく
人間関係って
難しいですね。
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