●ガジュマルの木
ガジュマル
ガジュマルは沖縄ではよく見られる木です。
樹齢が数百年という木が、県内のあちこちで普通に見られます。
写真は、糸満市平和祈念公園で見たガジュマルの木です。さすがに名護市の道路中に立っている「ヒンプンがじゅまる」にはかないません。(現在も市内入り口にそびえ立っている)
でも、幹の周りが最大150センチメートルくらいはあろうかと思われるものが、100本ほど周りに生えていました。
まさに圧巻!
ピクニックの季節ともなると、家族でこの木の下にござやシートを敷いてお弁当をほおばることになるのでしょう。
高さは一般に10mほどにしかならない(大きいのになると15〜20m)のですが、横へ広がる範囲が大きいです。わずかな木漏れ日を落とす中で、涼しさを運ぶ環境を作ってくれます。
昔はこの木にたかる虫がいっぱいいました。木の実は、ちょうどパチンコ玉の大きさで、イチジクをちいさくしたようなものでした。
そのガジュマルの実の色が緑色からだんだん熟してピンク〜そして赤っぽく変色していきます。
熟しすぎると木から実がもげて落ちます。ポトンっとね。
落ちた実が地面いっぱいに広がっているところへ、なんとハエなどに混じってカナブン(コガネムシ)が寄ってきます。ガジュマルの実の汁をなめるんですね。親指大の緑色の金属色の虫です。
子どものころ、民家周辺に墓場がありました。門中墓のまわりにもこのガジュマルの木があって、よく墓参りにきたついでによじ登って遊んだものです。
高いところにも実がなってカナブンがブ〜ンとたくさん飛び回ってました。これをつかまえるのがおもしろかった。網なんかつかいません。虫取り網がなくたって子どもながらにありあわせのものを道具にしてました。
かぶっている帽子とか。素手でとか。おちていたビニル袋に針金製のハンガー(えもんかけ)を通してお手製虫取り網をこさえてね・・・・・。
つかまえたカナブンを家に持って帰ると、おばあちゃんの裁縫用具入れの中からミシン糸を2メートルほど取り出し、カナブンの背中にくくりつけて飛ばして遊びました。
飛び立とうとするカナブンの羽の振動が糸を通じて手に伝わってくる感触が今も手元に残ってます。カナブンにとっては迷惑だったろうけど・・・。
最近木に登る子どもたちの様子を見たことがない。
危ないからといって登らないのだそうだ。
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