●リタイアで沖縄に移住する人たち
退職者・リタイア組で沖縄移住を考える人の増加も、近年非常に目立って増えてきました。
このサイトへのメールでの問い合わせでも、若年層よりはベテランの方々からの問い合わせが圧倒的です。(サイトポリシーからすれば当然ですが。)
自由を束縛され、働き詰めだったときの欲求不満を解消し、夢・希望を実現する。そんな意味合いで、老後の過ごし方を考える人が多くなるのは、当然のことで、また納得し理解できることです。
社会や家族、子育てに貢献する時期を終えて、自分の余生を有意義に過ごす。欲求不満のはけ口にする。その消極的な形が、やがて好きなことに没頭したり趣味に励むことへと進化し昇華していく。
これが、沖縄移住であったり海外移住であったりするわけです。
人生の諸先輩方々に、沖縄移住はどのようなイメージで受け入れられているのかなあ〜と思うことがあります
海外移住情報を見たり、市販の書物で移住者の体験談を読んだりしても、大方の移住志望のシニアは若かりしころからの夢として移住を実現しようと躍起になっている様子が伺えます。
でも、
そんなもろもろの行動を第3者として外部から冷静に見、煎じ詰めた上で言える結論というのは、
移住の動機が 「生きがいの発見」 だということなのですね。
どこかのサイトで、
「死にがい」を求めて沖縄に移住したら、いつのまにか「生きがい」を発見して幸せをつかんだ、というシニアの方の話が紹介されてました。 「YAHOOJAPAN セカンドライフ」より 誤解だらけの沖縄移住 掲載日:2006年6月27日 テーマ:リタイアメント , 生活 , 沖縄 「とある先輩移住者の話」
ぼくの個人的なとらえ方かもしれませんが、これは沖縄移住によって「自分を救った話」、「自分を再起させた話」と言えるかもしれません。
高齢化社会に突入した日本。
最近のTVでは、悲惨な老人虐待の話や、家族内暴力、独居老人の孤独死などが取りざたされます。そのすべてが悲劇として語られています。
じいちゃんやばあちゃんの苦労の世代があって、初めて、父さんや母さんの働き盛り世代の時代謳歌があり、子や孫の将来に幸福への礎石が着々と築き上げられていく・・・・。
そんなことがまるで忘れ去られたかのように、社会現象が過酷な現実を映し出します。
親切な言い方ではないかもしれませんが、
沖縄移住を目指すシニアの方々には、「茶連じゃー」、もとい、「チャレンジャー」(お茶をすすってばかりではなく老いても挑戦者)であって欲しい。これがウチナーンチュのぼくの本音です。
毎週実家に足を運び、ヘルパーの支援をうけつつ認知症の父母を介護する日々ですが、父母がまだ若く意識も正常であったうちに、このことに気づいてくれていたら・・・・とくやまれてなりません。
いつでも挑戦する意欲の大切さ。
子どもは親の面倒を見るべきとか、年長者は尊敬される待遇が当然、と幅を利かせて誰かに何かをしてもらうで無しに、この余生を誰に提供しようか、誰にこの命を使ってもらうかを考える「ナイスシニア」になって欲しい。
もちろん、自分の子どもに期待することは決して悪いことではありません。子どもは親にしてもらった分、自分がお返しする時期があるのだという自覚も、持ってしかるべきです。
でも、あの「死にがい」を「生きがい」に転向できたシニア移住者のことを心に思い描くたびに、生涯現役の精神を見習いたいと思うのです。
そんなバイタリティがある人を、この地域は歓迎するでしょう。
働き者のおじい、おばあが支えてきた沖縄です。戦争の苦悩、むごさも肌で感じ身をもって体験してきた祖先崇拝の島沖縄です。
尊敬できる年長者を期待しているのは私だけではありません。
若年者の生意気をお許し下さいね。
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