●方言が話せるかどうか心配?
移住をしようと思い立ったとき、とても気がかりなことの一つに方言があります。
地元の沖縄県の人たちとのコミュニケーション手段としての方言理解。方言を覚え、話せるかどうかで不安を持つ移住計画者の方も多いです。
私は思うのですが、沖縄方言に関しては、移住生活に苦慮するほどの大きな障壁にはなりません。
80歳代のお年寄りでも、ぼくらの世代と普通に話せますし、正直に「方言が良くわからないので教えて欲しい」とお願いすれば、話せる範囲で「訳して」しゃべってくれますから。
でも、方言しか話せないお年よりも、確かにいます。地方出身で方言のほうが使い慣れている沖縄人も、方言で話しかけてもらえるとあなたに打ち解けやすい印象を抱くでしょう。方言で話せることのメリットですね。
ですから、方言の挨拶や常用の言葉をちょっとした本で勉強しておくと、後々よろしいかとは思います。上手に話せることに越したことはありませんからね。
ただし、どこでも同じ話なのかもしれませんが、
方言がわからなくても、へたくそな方言でも、それを使って必死に関わろうとしてくれる人には感動するものです。
コミュニケーションを取ろうとしてくれる姿に心は動かされるものなのです。
「なじもうとしてくれてるんだな」と思うし、そうであれば迎え入れる側として、応えたい気持ちになります。
しかし、方言を使うことを意識しすぎて方言を連発すると、かえって違和感を覚えて煙たく感じることもあります。「よく知りもしないのに知ったつもりか?」と。
素直に自分が方言を知らないことをさらけだしてもいいと思いますよ。
時間がたてば少しずつ覚えるでしょう。あせらないで。
あと、若い世代の方言の使い方は古来の琉球方言とはまた様相がちがいます。
若者が造語した方言というのもありますので、世代により使い分けるといいかも知れません。
私の場合、小学生のころ、方言を話せなかったのでいじめにあいました。父は沖縄生まれではありましたが、本土生活が長かったせいもあり沖縄方言をしゃべれなかった。
家庭での会話はすべて標準語。
3年生のころ南部の田舎に引っ越したとき、数年はつらい思いをしました。
ですが6年生になるころには慣れもあり、少しなら方言はしゃべることができるようになりました。
地域の青年会に関わる年頃にはおじいやおばあたちとも会話し、「聞くこと」ならどうにかクリアできるようにまでなりました。
言語はコミュニケーションの入り口です。それを大切に思ってくれる人がいるのはありがたいです。でもあなたのハートを置き去りにしないで下さいね。
方言がうまくなるよりも
方言を理解しようとするあなたの姿に、うちなーんちゅは心を打たれるのですよ。
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