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●移住

移住

〜沖縄に魅了される理由〜

沖縄に移住したいと考える人たちのもつ動機はなんでしょう。それに沖縄のどんなところに魅力を感じるのでしょうか。

ぼくなりにお付き合いしてきた移住者・転勤者の友人たちの言葉を思い出して考えてみるに、人それぞれだなあ〜というのが正直な感想です。


でも、おおかたそのような人々に共通して言えるのは、現状に対する不満です。


1.会社などの都合でリストラが進み、個人割り当て分の仕事が増えたため忙しくなって自分を見つめる時間がない。
2.相手に対してあるいは自分に対しての気持ちや心の余裕がない。
3.嘘偽りの自分を演じているから自分が本当にやりたいこと、好きな仕事をしていない。見つけられない。
4.周りの人間関係で素直な気持ちよりも他者の気持ちを重んじ、自分を殺しすぎ気遣いすぎて疲れている。


本土に住んでて、昔ながらの地元の雰囲気や習慣になじめないとか、人間関係がうまくいかないとか、もっと自分の好きなことができる環境が欲しいとか。こんな感じで、現代社会の中スピードを要求される環境で生活を送ってきた人たちが自分を見つめ直し始めてきている・・・・・・・・・・。

でも日本本土の環境ではこれらの問題を払拭するのは困難なんですね。(友人たちはみな口々にそう言ってました。)


ところが・・・・・・・ここ沖縄には、それが実現しやすい環境があるというのです。


「なんくるなるさ(どうにかなる)」という楽観主義的な思想、「いちゃりばちょーでー(寄らば兄弟)」という垣根のない人懐っこさ。


人の温かさや、心地安さを求めてくる。


「琉球」という風土で長い歴史の中築き上げてきた心広い県民性。聞くほどに嬉しくて地元民としては誇りを感じますし涙さえ出そうです。


どうしてそんな県民性が育ったのかな・・・・・。


沖縄は、大昔琉球王朝時代に大陸とのつながりが深く、東南アジアを中心とした交易が盛んでした。


日本本土から薩摩に支配されて後にも、近現代に至っては太平洋戦争後米国に占領されました。その影響があって沖縄ンロックの隆盛、アメリカ産ファーストフードの浸透など、チャンプルー文化が延々と育まれてきました。

現在も、沖縄に渡ればそこかしこで外国人、とくにアメリカ人が沖縄の風景になじんで違和感を感じません(子どもの頃から近所に外人がいた)。普通にどこでも見られます。こんな環境が寛容さの素地をつくってきたんです。


異国の人々、つまり、自分たちと考え方や習慣や外観が違った人々を目の当たりにして共に生活していくとか、交渉するとか、いわゆる肌と肌を突き合わせ、裸で交流する機会が多かったこと。


これが県民性を形作る段階で功を奏してきた・・・・・・・そうぼくは思います。


移住者が増えてきているのは県民としても誇らしいですし、歓迎されることです。ですがこれが一過性のものになって欲しくないですね。

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