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2008年08月18日

●沖縄にとっての高校野球と県民性

夏の全国高校野球選手権大会決勝戦が、今日18日、終わりました。


応援していた常葉菊川が準優勝。優勝は大阪桐蔭にもっていかれまし
たが、若い人たちが、汗を流しこころざし熱くプレーする姿を見て、
毎年のことながら深く感動させられています。


昔のことが急に懐かしくなって、今回の決勝戦後の余韻をわずかに残
しながらも、ユーチューブを利用して過去沖縄県勢が健闘したすばら
しい試合の数々に見入ってしまいました。


検索をすると、沖縄尚学の活躍を投稿した映像がほとんどでしたが、
試合そのものはもちろんのこと、監督のインタビュー、特集番組など、
甲子園での選手たちの活躍そして県民の感動を伝えているものがいっ
ぱいありました。

そしてあらためて「沖縄県民にとっての甲子園の意味深さ」を実感し
ました。


沖縄にとっての高校野球。
「勝ち抜く」とか「全国制覇」とか、ゲームの「おもしろさや感動」
ということからはずっとかけ離れてまるで別物として感じられます。


準決勝で破れたばかりではあっても、常葉菊川の応援席に陣取って
決勝戦の声援を送った沖縄の浦添商業の選手たち。


戦争を経験した、80歳~90歳代の高齢の方々が熱狂して観戦する
沖縄の高校野球。


高校野球と沖縄の県民性のリンクについては一言では語り尽くせない
気がします。


思い起こせば沖縄が初めて優勝を経験したのは9年前の4月に行われ
た選抜大会。沖縄尚学の活躍でした。


沖縄県勢として初優勝したときの感激の涙、
カチャーシーで乱舞するお年寄りたち、
赤く腫らした目を手ぬぐいでふくオジーやオバー、
国際通り市場での人だかり、そしてその一体感、
抱き合う女子高生たちやリズムをとって応援に汗する青年たち・・・


その中で何よりも、お年寄りの涙するその姿に積年の想いを感じな
いわけにはいきません。


若い人たちは、お年寄りが涙するその意味を推し量りながら、沖縄
の未来が自分たちに託されたことを感じ取ってほしいものです。


世代を超えて一つになれる瞬間が、きっとこの高校野球。


来年も熱く燃えたいです。

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