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2008年10月18日

●琉球列島のはじめ

アジア大陸の東の海上に、九州から台湾につながる大小様々な島々が
およそ200近くあります。


これらの島嶼群(とうしょぐん)を総称として琉球列島とよんでいま
す。


琉球列島のうち、奄美諸島から八重山諸島までにいたる地域が、琉球
王国の領域にあたっています。


琉球列島は海底火山や地殻変動によってアジア大陸と陸続きとなった
り海底に沈んでしまったりして、氷河時代おわったところの、今から
およそ1万年前頃から現在の形にまとまってきたと言われています。


現在は、世界で西表島にのみ生息しているイリオモテオオヤマネコも、
琉球列島が大陸と地続きで結ばれていた頃にその地面をわたってきて
住みつき、厳しい自然環境に適応しながらその種を守り続けてきたと
も考えられています。


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はじめの頃、イリオモテオオヤマネコは一属一種の「生きた化石」と
言われていましたが、近頃では遺伝子研究がすすんできて南アジアか
ら東南アジア地域に分布するベンガルヤマネコの亜種である、とする
学説が有力となってきています。


おそらく、琉球列島が大陸から切り離された20万年ほど前に、ベン
ガルヤマネコから分かれて独自の進化を遂げてきたものかもしれませ
ん。


宮古島や沖縄本島の南部では、象の化石も発見されていますが、これ
らも大陸からわたってきたものではないかと考えられています。


また約1万年前に生息していたと考えられているリュウキュウウジカ
も、沖縄諸島をはじめ、宮古、八重山諸島の石灰岩のほらあななどか
ら化石として発見されています。


そのほかに、大陸や日本列島で生息している動物が琉球列島各地で化
石として発見されているというような例が多数あり、太古の昔に琉球
列島がアジア大陸と陸続きであったことを証明しています。

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