●瓦屋根の風景に
都会である那覇近郊ではあまり見られなくなったたたずまいがあります。
瓦屋根の住宅は戦後いくらかは残存していましたが、
今では新しくデザインされた形で見ることはできるものの、昔風の雰囲気を残す新築の家屋はほとんど見られません。
移住者の方々にも、また、もとからここに住んでいる人々の中にも好んで瓦屋根の家を建築する人はいますが、
滅多に見られなくなっていることは事実です。
ほっとするあたたかみ。
素朴な人情を垣間見るその色や形、自然の風景とマッチする表情。
コンクリートジャングルには似合いません。
北部や離島の農村に古い形で残存するものを、ツーリングの時見受けるたびに、思い出に浸ってしまうのは私など昔からの住人だけかも知れません。
ときどき新興住宅地で鮮やかな瓦屋根の新築家屋を見ることがあります。
きっとその魅力に惹かれたのか。
いつまでも残ってほしい沖縄県の財産です。