家族~心の発信基地の組み立て方

玄関

ただいま
おかえり

思いつめて帰る日
おくから聞こえる声

慣れ親しんだあたたかな声


結婚指輪の跡


左手薬指
結婚指輪をはめた跡がくっきり残ってる。

最近指も肉付きよくなってきてそのくびれの部分が
すごく細く見える。


あなたらしさ


ほおをうつ強い風


その中で あなた 
細い指で はらりと乱れた髪をすいて
閉じた目で 空あおぐ 
そして ほのかな光を 感じている


「 気づく 」 ということ


帰宅して玄関に入り
ふと見ると 棚の花ビンに 生けられている淡いバラ


着古したものしか 着ないでいたら
休みの日の午後に テーブルにおかれたユニクロの袋 


沖縄の海の青より深い愛

人は時間が経たないと分からないことがある

自分が完璧ではないと言うこと
親も完璧ではないということ
先生も上司も皆完璧ではないということ

社会の成熟は、未だ発展途上でしかなくて
完全無欠ではないのだ ということ


飛びたつときに


とらわれの地から
まとうものを 何ももたずに

私は 飛びたい

自由に見知らぬ地の遠くまで飛びたい


くっそ~


今日のお役目 僕のばん

夕食メニューは 野菜スープ。

コンソメ入れて調味する


39年

亡き母の命日だ


想い出は といっても 僕にはほとんどない
働きづくめで体をこわし 入退院繰り返してた


照れてる場合か


好きな人 
いるんでしょ

かわいがってる人 
いるんでしょ

尊敬する人
いるんでしょ


照れてる場合じゃないんだよ~っ


ストレートに
伝えなきゃ


その人の命は あなたに近いその人たちの命は


今日もあるの?そこに居るの?
明日もあるの?明日も居るの?


1ヶ月後も 6ヶ月後も

1年後も  5年後も

10年後も 20年後も・・・・


絶対その人が 
今日も変わりなく明日も変わりなく
自分の目の前近くにいるはずなんだって?


そんなわけない!
誰も保障してくれていないよそんなこと


照れてる場合じゃないでしょ


さあ


近寄って
キスしてあげな


優しく包み込んで
ほおずりしてあげなよ


あなたにとって 一大事
大切な 大切な たったひとりの


たった一つの 
さわがしく お茶目で やんちゃな 怖い人々(笑) 


それでも一つ屋根の下 
苦楽を共にしてきたさ~ そんな仲間さね

 
「いやだあ~っ」て言われてもだよ!
無理矢理攻撃 ほおずりして キスしてあげて

健闘祈りまする(爆)
その後の 顛末 責任とりませんが 何か?(大爆)

語らぬ人にありがとう

むくちな人に 支えられて
さりげなく押し出されてここまできた

そっと、そろりと
合図も何も ないままに

見せぬ間
気づかせぬ間で

つくしてくれた思いやり

大きな人の偉業に照らされ
大きく華々しい支えと助けもあったが

その影に
静かな ゆるりとした
ひそやかな かすかに見えない愛もあった。


耳元すまし
目をこらし
ひとまわり、ぐるりと見渡して

かの人を 見つけたときは


走り寄り、そしてかけよってこう言おう


ありがとう。


あなたがいなけりゃ
今の僕はいなかった・・・。

こどもと演出


朝早く
子どもらと一緒に早めに起きて朝食をつくり

きのう買ったカーネーションを、窓際のソファー
の背とカーテンの間に挟んで隠し、息子とひそひ
そ打ち合わせをする。

そのあとすぐ私は部屋にはいって
朝から仕事のふり。

いざ朝食タイムの8:00となったとき
寝ている母さん 娘が起こしに行った。

階段降りてくる おかあさん。

ソファーにかけて待っていた息子が
「はいこれ」と差し出す。

あれまあ~ありがと! となる。
今日のおかあさん ごきげんだ。

先週から夫婦けんかしてずっと口きいてない。

でもまあ 最低限のことはしないとなあ

息子と娘の力かりないと できないことだけど

あなたが


あなたが幸せにならなければ
幸せになれない人がいる

あなたが楽しまなければ
心のしずむ人がいる

あなたが幸せになること
あなたが豊かになること
あなたが笑顔になることを

静かに 静かに 待ってる人がいる

その人の存在に

あなたは気づいているか

おじいの日


認知症のおやじは、
胆嚢炎で緊急手術。

石ころ5個ほど摘出
今 術後経過観察のための入院中。

昨日病院から電話があり
我がまま言って また看護師を困らせたそうな

かけつけると
「早く帰せ~・ここはどこだ~・俺はあんたらなんか知らん」
とまあ・・・言うわ言うわ文句を

すみません!
と看護師達にぺこぺこ頭下げてあと
父に向き合う。


いきり立った表情だ。

まずいなと思い、
午後2時過ぎから夜8時まで、妹に変わって付き添い看護
話し相手して下の世話やらリハビリ歩行の世話やら。


夕方、ちょっと目を離したすきに
トイレにいきたくなった父は
勝手にベッドのフレーム乗り越えてフロアに出てしまった。


うそだろ~~。

おかげで癒えない執刀跡が痛いとぐち言いするおやじ。


「そりゃそうだよ、動き回ろうとするからさ~。だめだよ~もう。」
というけどしらばっくれて外の景色に目をやってばかりいる。


食事すると眠気眼。


妹に聞けば昨日は夜2時まで寝ないでいたという
今日は歩行訓練3回もやったのでくたくたのようだ。


頭をなでる
昔の話につきあいながら、だんだん落ち着いてくるおやじ。


妹がきたのでバトンタッチ。
「じゃあね~またくるよ、ばいばあ~い。」


明日は子どもの日だけれど、
夕方またいかねばならん。

「おじいの日」だな こりゃ。


頑固者でこわい親父だったけど
今の親父には逆に「癒されている」ようなかんじがする。


昔互いに意地張っててできなかったことを
今ならやらせてもらってる感じ。

とうていできないと思ってた親孝行


認知症のおかげかも知れない。