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2008年03月05日

●採用するとしたら

あいもかわらず移住者の問い合わせがひっきりなしにあります。


私は単なる個人であり、移住支援業務を事業として営む人間ではあり
ません。


しかし、ご自分の移住が失敗に終わらぬよう念入りに調査・下調べに
励んでいる方々を見ると、


それだけ移住という人生での新しい試みに不安や緊張を覚えている人
がたくさんいるんだなと再認識させられます。


相談や問い合わせの中で多いテーマは「仕事」です。


そしてその中でも採用される確率や採用がある職種、業種についてを
事細かに調べている方が多いですね。


そこで気づくのは「どんな仕事でも良いから沖縄に居着くために生活
を支える収入源となる職に就かねば」という意識が強いということ。


受け入れてくれる職場・雇い主探しに一生懸命。特に資格を持たずと
も就職できる雇い主探しに励んでいるといった印象も目立ちます。


仕事を探す人と雇い主との間で付きものなのは、面接による採用可否
の駆け引きがあるということ。


その駆け引きで勝者とならねばなりません。


採用されるために自分をピーアールすることは生きるためのスキル。


普段着の自分でピーアールできる人もいれば、自己研鑽に励んで少し
でも良い結果を出すための工夫をする人もいます。


資格を持つとか。
経験を積んでいるとか。


いずれにしても自分磨きを抜きに成し得るものではありません。

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面接で重要視される事の中に、第1印象の良さというものがあります。


そこに重点を置くとした場合、面談その場で「好人物」を演じればす
みそうな気がします。


面談にノウハウがあり面談突破のテクニックの修養があれば、ことす
むというわけです。


ですが、採用側はこの「第1印象」をどこまで重要視するでしょうか?


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人の採用に関して、過去、面接担当を経験したことがあります。


IT関連職種の求人を出し、人数は3人採ることになっていました。
臨時的な採用でした。


応募者の履歴書を他の担当者数名と閲覧しながら、年齢や職歴など、
ポイントとなる項目に目を通しました。


応募者は11人。


写真を見ながら、フィーリング的な部分もチェック項目で記録してい
きました。すなわち第1印象を評価項目に盛り込んでいたのです。


でも、


私の場合、見た目の印象をそんなには重視しませんでした。


だって、皆リクルートスーツを身につけていて、靴もぴかぴか。


髪もバッサリとスッキリさわやか。ニコニコ笑顔で歯切れの良い返事。


ほとんど同様な印象であり、大差なかったからです。


じっくりと、それぞれの応募者を比較して吟味したのは何かというと、
本人が持っている技術と経験、そして年齢でしたね。


書類審査で5人に絞り、採用を決定する段階になったとき、2人が
合格決定となりましたが、最後の残り一人がどうしても意見の違い
で決められません。


そこで、


残りの3人のうち、働くこととなる職場の人間関係でうまくやってい
けそうな人、


柔和で人当たり良くて、もちろん、技術も持ち合わせているという人
に白羽の矢が立ちました。

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このような流れを見ていて、もうお気づきになったと思います。


そう。


人柄とか、やる気とか、第1印象とかは、「確かに」重要です。


ただ


そうとは言え、基本的な素養として、この人が何を持っているのか、
職場に何を差し出せるのかのスキルの部分が欠落している場合、仕事
を任せるに不安がつきまといます。


だから、最初の段階(一次試験)の条件として、技術と資質の部分
が、結局まず最初に見られるのだということです。


あなたがもし自社で人を採用するときに、どんな人なら採用したく
なりますか?


やる気はある、頑張る気持ちはある、元気がある、
でも「技術を持たない人」。


やる気はある、頑張っている(経歴実績がある)、元気がある、
そして「技術を持っている人」。


やる気もない、経歴もない、元気もないなんて人は除外して考えた
場合、


結局はこの「技術を持っている人=資格とか」ある人のほうに軍配
が上がりませんか?

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これは私個人の実体験からの意見です。


採用側の事情や好みもあるので、一概には言えないことだとは承知
しています。


採用する側になったとして、ご自分ならどんな人を採用したいかを
想像してみましょう。


そうすれば今あなたが職を求める際に、備えておくべき事が見えて
くるでしょう。


自分の立場で仕事探しするだけでなく、採用する立場で自分を客観的
に見ることも続けていって下さい。

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